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第二種電気工事士の複線図の書き方5ステップ|技能試験で迷わない練習法

複線図の書き方5ステップ 第二種電気工事士

🎯 結論(先に要点)

第二種電気工事士の技能試験で必須の複線図の書き方を5ステップで解説。単線図から複線図への変換手順、配線色のルール、候補問題での練習法、本番で時短するコツまで紹介します。

複線図に悩む受験生

筆記は受かったけど、技能試験の複線図がまったく書けない…。単線図からどう変換すればいいのか、書き方の手順を教えてほしい!

技能試験の最初の関門が単線図から複線図への変換です。

複線図さえ正確に書ければ、技能試験の結線ミス(重大欠陥)の大半は防げます。

逆に複線図があいまいなまま施工すると、リングスリーブの圧着サイズや配線色を間違え、一発不合格につながります。

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私は行政書士・社労士・介護福祉士・社会福祉士を保有しているサイト運営者です。

複線図は才能ではなく手順の暗記です。誰でも書ける5ステップと、候補問題での練習法を解説します。

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📝 本記事では、第二種電気工事士技能試験の複線図の書き方5ステップ・配線色のルール・複線図を3分で書く練習法・本番での時短テクニックまでを完全解説します。

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🧐 複線図とは?技能試験で書く理由

複線図とは、単線図(1本の線で表した配線図)を、実際の電線の本数どおりに書き直した図のことです。

試験問題に印刷されているのは単線図だけなので、実際にケーブルを切って結線するには「どの線とどの線をつなぐか」を自分で導く必要があります。

その設計図が複線図です。

💡 複線図を書くメリット

①結線ミス(重大欠陥)を防げる ②リングスリーブのサイズと刻印を事前に確定できる ③施工中に迷わないので結果的に時短になる──の3つです。採点対象ではありませんが、合格者の大多数は本番でも複線図を書いています。

✏️ 複線図の書き方5ステップ

複線図は、どの候補問題でも同じ5ステップで書けます。

ステップ1:器具と電源を単線図と同じ配置で書く

ジョイントボックスは大きめの丸で書き、中の接続点が書き込めるようにしておきます。

ステップ2:電源の接地側(白線)を、スイッチ以外の器具すべてにつなぐ

接地側電線(白)はコンセントと負荷(照明器具など)に直接つなぎます。

「白はスイッチに入らない」がここでの鉄則です。

ステップ3:電源の非接地側(黒線)を、スイッチとコンセントにつなぐ

非接地側電線(黒)はスイッチとコンセントへ。

「黒は負荷に直接入らない」(スイッチを経由する)と覚えます。

ステップ4:スイッチから対応する負荷へつなぐ

スイッチと照明器具の間は、ケーブルの残りの色(赤や白)を使います。

3路スイッチがある問題は、ここで3路間の渡り線を先に書くと混乱しません。

ステップ5:接続点に圧着マークと配線色を書き込む

ジョイントボックス内の接続点に「リングスリーブのサイズ(○・小・中)」または「差込形コネクタ」を明記し、各線の色も書き込んで完成です。

🎨 配線色のルールを整理する

電線 役割 つなぐ先
白(接地側) 帰りの線 負荷・コンセントへ直接(スイッチには入らない)
黒(非接地側) 行きの線 スイッチ・コンセントへ(負荷へは直接入らない)
赤など スイッチからの戻り スイッチと負荷の間

この3行だけで、単純な回路の複線図は書けるようになります。

例外になるのは3路・4路スイッチ、パイロットランプ、自動点滅器などの応用問題ですが、これらも候補問題の範囲なのでパターンとして覚えれば対応できます。

📐 候補問題13問での練習法

技能試験は公表された候補問題13問の中から1問が出題されます。

つまり、13問すべての複線図を事前に書けるようにしておけば、本番で初見の複線図は存在しません

練習の手順は次のとおりです。

最初の3日間で、解答例を見ながら13問の複線図を1周書き写します。

理解より「手で覚える」が目的なので、わからなくても止まらないでください。

次の1週間で、単線図だけを見て自力で書く練習を2周します。

間違えた問題に印をつけ、3周目は印のついた問題だけを回します。

最終的に「どの問題でも3分以内」になれば、複線図は完成です。

施工練習と並行する時期の時間配分は技能試験対策の全体ガイドを参考にしてください。

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🧪 例題で5ステップを体験してみよう

最も基本的な「1灯の照明を1つのスイッチで操作し、コンセントが1つある回路」で、5ステップをなぞってみます。

ステップ1で、電源・ジョイントボックス・照明(イ)・スイッチ(イ)・コンセントを配置します。

ステップ2で、電源の白線をジョイントボックス経由で照明とコンセントへつなぎます。

スイッチには白線をつなぎません。

ステップ3で、電源の黒線をスイッチとコンセントへつなぎます。

この時点でコンセントは白・黒がそろい、完成です。

ステップ4で、スイッチから照明へ戻りの線をつなぎます。

ジョイントボックス内では、ケーブルの残り色(赤または白)を使うことになります。

ステップ5で、ジョイントボックス内の接続点2か所に圧着マークと色を書き込みます。

電源側の白と照明・コンセントへの白で1点、スイッチ戻りと照明で1点という構造が見えれば、複線図の考え方は身についています。

どんな複雑な候補問題も、この基本回路の組み合わせでできています。

🔢 リングスリーブ刻印ルール完全表

複線図の仕上げで書き込む圧着マークは、電線の組み合わせで機械的に決まります。

電線の組み合わせ スリーブ 刻印
1.6mm × 2本
1.6mm × 3〜4本
2.0mm × 1本+1.6mm × 1〜2本
2.0mm × 2本
2.0mm × 1本+1.6mm × 3本以上 など合計断面積大

覚え方はシンプルで、「1.6×2だけが○、小スリーブの残りは小、それを超えたら中」です。

刻印ミスは重大欠陥として一発不合格になるため、複線図の段階で全接続点の刻印を確定させる習慣が合否を分けます。

🗓️ 複線図マスターの1週間メニュー

内容 目安時間
1〜2日目 解答例を見ながら候補問題1〜13の複線図を書き写す 各日60分
3〜4日目 単線図だけを見て自力で書く(1周目)・間違いに印 各日60分
5日目 3路・4路、パイロットランプなど苦手問題だけ集中 45分
6日目 全13問を時間計測しながら2周目 60分
7日目 3分超過した問題だけ最終仕上げ 30分

1日1時間×1週間で、複線図は「全問3分以内」に到達できます。

ここまで仕上げてから工具を持つと、施工練習の効率がまったく変わります。

🔌 差込形コネクタとリングスリーブの使い分け

候補問題では、接続点ごとに「リングスリーブ接続」か「差込形コネクタ接続」かが指定されます。

複線図の段階でどちらの接続かを書き分けておくと、施工での迷いがなくなります。

リングスリーブは前述の刻印ルールに従い、圧着後に絶縁被覆の端から心線が見える長さの調整も採点対象です。

差込形コネクタは、心線をストリップゲージどおりの長さ(約12mm)でまっすぐ差し込むだけですが、心線がコネクタの先端まで届いていない・外で露出していると欠陥になります。

複線図には「リ」「コ」のように略号でメモしておくと、本番で指定を取り違えるミスを防げます。

問題用紙の施工条件には接続方法のほか、配線色の指定(接地側は白を使う等)も書かれているため、複線図を書く前に施工条件を必ず読み切ってください。

📖 複線図は筆記(学科)試験でも得点源になる

複線図の力は技能試験だけのものではありません。

筆記試験の配線図問題では、「この部分の最少電線本数は?」「リングスリーブの種類と個数は?」といった、複線図が書ければ確実に取れる問題が毎回複数問出題されます。

筆記の段階で複線図を学んでおけば、筆記の得点が安定するうえに、技能対策の先取りにもなって一石二鳥です。

これから筆記を受ける方は、配線図問題を「捨て問」にせず、本記事の5ステップで複線図に触れておくことを強くおすすめします。

筆記からの全体計画は直前1ヶ月の勉強法とあわせてご覧ください。

⏱️ 本番で時短する3つのコツ

本番の試験時間は40分で、複線図に使える時間は最大でも3分です。

1つ目のコツは、問題用紙の余白に小さく書くことです。

丁寧に大きく書く必要はなく、自分が読めれば十分です。

2つ目は、色鉛筆で白・黒・赤を色分けすることです。

色分けすると結線時の照合が一瞬で済み、ミスも見つけやすくなります。

3つ目は、圧着マークまで複線図の段階で確定させることです。

施工中にリングスリーブのサイズを考え始めると、時間も正確性も失います。

1.6mm×2本は「○」、1.6mm×3〜4本や2.0mm混在は「小」など、刻印ルールを複線図に書き込む癖をつけましょう。

⚠️ 複線図で間違えやすいポイント

⚠️ よくあるミス4つ

①白線をスイッチにつないでしまう ②コンセントへの黒線を忘れる ③3路スイッチの0番端子の扱いを間違える ④リングスリーブの刻印(○と小)を取り違える──いずれも候補問題の反復で防げるミスです。

特に3路スイッチ回路は毎年多くの受験生がつまずきます。

「0番端子には黒(電源側)または負荷への線」「1番・3番同士を渡り線でつなぐ」という型で覚えてしまうのが確実です。

❓ よくある質問

Q. 複線図は技能試験本番で必ず書かないとダメですか?

A. 義務ではありません。採点されるのは完成した作品のみです。ただし複線図なしで施工できるのは相当な熟練者で、初受験者は2〜3分で複線図を書いてから施工する方が結線ミスを大幅に減らせます。

Q. 複線図は何分で書けるようになればいいですか?

A. 目標は3分以内です。技能試験は40分しかないため、複線図に5分以上かかると施工時間が圧迫されます。候補問題の反復練習で、ほとんどの人は3分以内に到達できます。

Q. 複線図の練習はいつから始めるべきですか?

A. 筆記(学科)試験が終わったらすぐ始めてください。技能試験まで実質1〜1.5ヶ月しかなく、複線図は全候補問題の施工練習の前提になるため、最初の1週間で全問題の複線図を書けるようにするのが理想です。

Q. 色鉛筆は使ったほうがいいですか?

A. おすすめです。白・黒・赤の配線を色分けして書くと結線ミスが激減します。試験会場には色鉛筆やマーカーの持ち込みが認められています(HBの鉛筆・シャープペンと併用可)。

Q. 複線図がどうしても理解できません。コツはありますか?

A. 「電源から器具まで電気の通り道を指でなぞる」ことから始めてください。理屈より先に候補問題の複線図を10回書き写すと、パターンとして体に入ります。動画教材のある通信講座で手順を見るのも近道です。

Q. 本番の複線図は採点されますか?きれいに書く必要は?

A. 複線図自体は一切採点されません。採点対象は完成した作品のみです。自分が読めれば走り書きで十分なので、丁寧に書いて時間を使うのは本末転倒です。

Q. 第一種電気工事士の複線図も同じ書き方ですか?

A. 基本の5ステップは共通です。第一種では高圧回路や変圧器結線など範囲が広がりますが、第二種で複線図の基礎を固めておけば、第一種の学習にそのまま接続できます。

💼 複線図の力は実務でも一生使える

複線図の学習は、試験対策にとどまりません。

電気工事の実務では、図面の読み取りと回路の理解が日常業務の土台になります。

第二種電気工事士として働き始めた後も、リフォーム現場での回路変更や照明増設のたびに、頭の中で複線図を組み立てることになります。

また、資格を活かして設備管理・ビルメンテナンス業界へ転職する場合も、面接で問われるのは「実際に手を動かせるか」です。

複線図を理解して合格した人と、丸暗記で乗り切った人の差は、現場に出てから表れます。

せっかく学ぶなら、本記事の5ステップを「理解して」身につけてください。

それが試験合格と実務デビューの両方への最短ルートです。

📌 まとめ:複線図は5ステップ×13問の反復で必ず書ける

複線図は、電源の白→負荷、黒→スイッチ・コンセント、スイッチ→負荷という5ステップの手順をなぞれば誰でも書けます。

候補問題13問を3周して「3分以内」に到達すれば、技能試験の最大の不安要素は消えます。

独学で複線図や施工手順に不安が残る方は、動画で手元を確認できる通信講座の活用も検討してください。


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