
2級管工事施工管理技士の過去問、公式で配っていないかな。
11月15日の試験までに、何をやればいいか知りたい。

過去問は、試験を行っている全国建設研修センターがPDFで公開しています。
この記事では、入手先と公開期限、第一次の構成と出題テーマ、第二次の全5問の形式、合格率を公式資料から整理します。
🎯 この記事の結論
過去問は、全国建設研修センターの公式サイトで問題と正答肢をPDFで公開しています(公開は1年間)。
令和8年度後期の試験は11月15日(日)で、第一次と第二次を同じ日に行います。
合格発表は、後期の第一次が令和9年1月5日(火)、第二次が令和9年3月3日(水)です。
令和7年度の第二次は全5問で、自分の工事を書く経験記述はありませんでした。
後期の合格率は、第一次61.1〜65.1%、第二次50.0〜62.4%(令和6・7年度)です。
📋 この記事でわかること
- 公式の過去問(問題・正答肢)の入手先と公開期限
- 第一次検定の構成と合格基準
- 令和7年度後期の出題テーマ
- 令和7年度第二次の全5問のテーマ
- 合格率と、11月15日に向けた準備
📥 2級管工事施工管理技士の過去問は公式サイトで公開されている
2級管工事施工管理技術検定は、国土交通大臣の指定を受けた一般財団法人全国建設研修センターが実施しています。
同センターの「試験問題/正答肢」のページで、問題と第一次検定の正答肢がPDFで公開されています。
2026年10月8日時点で公開されている2級管工事の問題は次のとおりです。
| 回・区分 | 問題PDF | 正答 | 公開期間 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度 前期 第一次(6月7日) | 問題 | 正答肢 | 令和8年6月8日から1年間 |
| 令和7年度 後期 第一次(11月16日) | 問題 | 正答肢(訂正あり) | 令和7年11月17日から1年間 |
| 令和7年度 第二次(11月16日) | 問題 | 解答は公表なし | 同上 |
⚠️ 公開期限と正答の訂正
令和7年度後期の問題は、令和8年度の後期試験(11月15日)とほぼ同じ時期に公開期間が終わる見込みです。早めに保存してください。
令和7年度後期の第一次は、No.16の正答が(2)(4)のどちらも正解に訂正されています。正答肢PDFの表では、No.16の欄に2つの数字が並ぶため、後ろの問題番号と1つずれて見える点に注意してください。
📝 第一次検定の構成|52問から40問を解答する
| 問題番号 | 解答する数 | 主な内容 |
|---|---|---|
| No.1〜6 | 6問すべて | 環境・流体・熱・電気・建築の基礎 |
| No.7〜23 | 17問から9問を選択 | 空気調和・換気・給排水衛生設備 |
| No.24〜28 | 5問すべて | 機器・材料 |
| No.29〜38 | 10問から8問を選択 | 施工管理(施工計画・工程・品質・安全・施工) |
| No.39〜48 | 10問から8問を選択 | 法規 |
| No.49〜52 | 4問すべて | 施工管理法(応用能力):適当でないものを2つ選ぶ |
解答するのは必須15問・選択25問の合計40問です。
合格基準は40問中24問以上正解(60%)です。
選択問題は、指定数を超えて解答すると減点されます。
🗂️ 令和7年度後期の第一次で何が出たか
| 範囲 | 令和7年度後期に出たテーマ |
|---|---|
| No.1〜6 | 熱中症、円管の流れ、湿り空気線図、空気環境、電気設備、鉄筋コンクリート構造 |
| No.7〜23 | 空気調和設備の計画、定風量単一ダクト、空気清浄装置、自動制御、コールドドラフト対策、パッケージ形空調機、換気(2問)、上水道、下水道、給水、給湯、排水、排水・通気、屋内消火栓、ガス、FRP製浄化槽 |
| No.24〜28 | 加湿器、給湯機器、配管材料、ダクト、遠心送風機の仕様 |
| No.29〜38 | 施工計画、ネットワーク工程表、品質確認、安全管理、機器の据付け、配管材と接合、ダクトの施工、保温、試運転調整、異種管の接合 |
| No.39〜48 | 安全衛生、労働基準法、建築基準法(2問)、建設業の許可(2問)、屋内消火栓、建設リサイクル法、フロン排出抑制法、産業廃棄物 |
| No.49〜52 | 工程表、機器の据付け、配管、ダクト |
令和8年度前期の問題も、No.2(円管の流れ)、No.8(定風量単一ダクト)、No.30(ネットワーク工程表)、No.44(建設業法の主任技術者)など、同じ範囲から同じ種類のテーマが出ています。
📚 第一次の過去問の使い方
📌 過去問だけで合格できる?
公式の第一次の過去問は、令和7年度後期と令和8年度前期の2回分です。
どちらも正答肢で採点できるので、まず2回分を本番の時間で解き、24問に届くかを確かめます。
演習量を増やしたい人は、市販の過去問題集で年度を足すと、同じテーマの繰り返し出題が見えてきます。
工程表の基本用語(第一次No.30・No.49と第二次の問題2で出題)
2級管工事では、第一次でネットワーク工程表と工程表の特徴、第二次でバーチャート工程表の計算が出題されています。
用語の意味を押さえておくと、どちらの形式にも対応できます。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| バーチャート工程表 | 縦に作業、横に日付をとり、作業の期間を横棒で表す工程表。作業の開始・終了がひと目で分かるが、作業どうしの関係は読み取りにくい |
| ガントチャート | 各作業の進み具合(達成率)を横棒で表す工程表。工期や作業の順序は読み取りにくい |
| ネットワーク工程表 | 作業の順序関係を矢印で表す工程表。クリティカルパスや余裕日数を計算できる |
| クリティカルパス | 開始から終了までで、所要日数がいちばん長い経路。この経路の作業が遅れると全体工期が遅れる |
| トータルフロート | その作業で使える余裕日数。クリティカルパス上の作業は0 |
| 累積比率(出来高累計) | 工事全体のうち、ある時点までに終わった割合。バーチャートでは、各作業の比率を作業日数で割って日ごとに足していく |
第一次の勉強の順番
| 順番 | 範囲 | 理由 |
|---|---|---|
| 1 | No.49〜52(応用能力・必須) | 2つ選ぶ形式で、2つとも正しく選ばないと得点にならない |
| 2 | No.1〜6・No.24〜28(必須) | 11問すべて解答するので、毎年の定番テーマの積み上げが効く |
| 3 | No.29〜38(10問から8問) | 施工管理は第二次にもつながるので、ここで得点源を作る |
| 4 | No.7〜23・No.39〜48(選択) | 空調か給排水の得意分野と、建設業法・労働基準法などの頻出法規から必要な数だけ選ぶ |
📋 第二次検定で何が出たか|令和7年度の全5問
令和7年度の第二次は、問題1〜3が必須、問題4と問題5から1問を選ぶ形式でした。
試験終了は16時00分です。
| 問題 | 解答 | 令和7年度の出題内容 |
|---|---|---|
| 問題1 | 必須 | 施工の記述の適否(○×)、要領図の改善策 |
| 問題2 | 必須 | バーチャート工程表 |
| 問題3 | 必須 | 労働安全衛生法 |
| 問題4/5 | どちらか1問 | 問題4:空気調和設備工事の留意事項など/問題5:給排水衛生設備工事の留意事項など |
✏️ 11月15日に向けた準備
①第一次は、過去問2回分を本番の時間で解き、正答肢で採点。24問に届かない範囲を復習する。
②第二次の問題2(工程表)は計算で点が取れるので、バーチャートとネットワークの両方を練習する。
③問題4・5は、自分が普段担当している空調か給排水衛生のどちらかに絞り、機器ごとの留意事項を短く書けるようにしておく。
④問題1の要領図は、配管・ダクト・機器の標準的な納まりを図で覚えておく。
📅 令和8年度の日程

| 項目 | 令和8年度 |
|---|---|
| 前期(第一次のみ) | 6月7日(日)→合格発表 7月7日(火) |
| 後期(第一次・第二次) | 11月15日(日) |
| 後期の合格発表 | 第一次 令和9年1月5日(火)/第二次 令和9年3月3日(水) |
| 受検手数料 | 第一次6,350円/第二次6,350円/第一次・第二次12,700円(非課税) |
| 受検資格 | 第一次は令和8年度中に17歳以上。第二次は令和10年度まで旧受検資格・新受検資格のどちらでも受検可 |
前期と後期の違い
前期(6月)は第一次検定だけで、第二次検定は後期(11月)だけ行われます。
後期は「第一次・第二次を同時に受ける人」「第一次(後期)だけを受ける人」「第二次だけを受ける人」に分かれて、同じ日に実施されます。
後期の第一次の試験地は宇都宮を含む14地区、第二次は13地区です。
令和8年度後期の申込は7月28日で締め切られているので、今年受ける人は受検票の内容を確認しておきましょう。
📈 2級管工事施工管理技士の合格率

| 回 | 第一次 受検→合格 | 第一次 合格率 | 第二次 受検→合格 | 第二次 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 前期 | 5,570→3,483人 | 62.5% | ―(前期は第一次のみ) | ― |
| 令和7年度 後期 | 9,409→5,752人 | 61.1% | 7,552→3,776人 | 50.0% |
| 令和6年度 後期 | 9,413→6,131人 | 65.1% | 7,550→4,708人 | 62.4% |
第一次は60%台で安定していますが、第二次は令和7年度に50.0%まで下がりました。
第二次の対策に時間を残しておくことが大切です。
出典:全国建設研修センター「令和7年度 2級管工事・電気通信工事・造園施工管理技術検定 第一次検定(後期)/第二次検定の合格者の発表について」「令和8年度 第一次検定(前期)の合格者の発表について」。令和6年度は同資料の参考欄。
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❓ よくある質問
2級管工事施工管理技士の過去問は無料で手に入りますか?
全国建設研修センターの公式サイトで、問題と第一次検定の正答肢のPDFが無料で公開されています。
公開期間は1年間で、2026年10月時点では令和7年度後期と令和8年度前期が公開されています。
令和8年度後期の試験日はいつですか?
11月15日(日)です。
第一次と第二次を同じ日に行います。
合格発表はいつですか?
後期の第一次が令和9年1月5日(火)、第二次が令和9年3月3日(水)です。
第一次検定は何問正解すれば合格ですか?
52問中40問に解答し、40問中24問以上正解(60%)が合格基準です。
第二次検定に経験記述はありますか?
令和7年度の第二次は全5問で、自分の工事を書く経験記述はありませんでした。
合格率は?
後期の第一次は令和6年度65.1%・令和7年度61.1%、第二次は62.4%・50.0%でした。
令和8年度前期の第一次は62.5%でした。
第一次検定は実務経験がなくても受けられますか?
令和8年度中に17歳以上なら、実務経験なしで第一次検定を受けられます。
第二次検定には実務経験などの要件があります。
まとめ
✅ この記事のまとめ
- 過去問は全国建設研修センターが問題と正答肢をPDFで公開(公開は1年間・第二次の解答はなし)
- 第一次は52問中40問を解答し、24問以上正解で合格
- 令和8年度後期は11月15日(第一次・第二次を同日実施)
- 令和7年度の第二次は全5問で経験記述なし、工程表の計算が必須
- 後期の合格率は第一次61.1〜65.1%、第二次50.0〜62.4%
出典:一般財団法人全国建設研修センター「2級管工事施工管理技術検定」「試験問題/正答肢」、各回の「合格者の発表について」、検定問題PDF。2026年10月8日確認。


