
2級土木施工管理技士の過去問、公式で配っていないかな。
10月25日の試験まで、もう時間がない。

過去問は、試験を行っている全国建設研修センターがPDFで公開しています。
ただし公開期間は1年間です。この記事では、入手先と公開期限、令和8年度後期の日程、合格率を公式資料から整理します。
🎯 この記事の結論
過去問は、全国建設研修センターの公式サイトで問題と正答肢をPDFで公開しています。
公開期間は試験の翌日から1年間です。令和7年度後期の問題は、令和7年10月27日から1年間の公開です。
第二次検定の解答は公表されません。
令和8年度後期の試験日は10月25日(日)です。
合格発表は、第一次が12月2日(水)、第二次が令和9年2月3日(水)です。
令和7年度後期(種別:土木)の合格率は、第一次49.7%、第二次53.7%でした。
📋 この記事でわかること
- 公式の過去問(問題・正答肢)の入手先と公開期限
- 第一次・第二次検定の問題の構成と合格基準
- 令和8年度後期の日程と受検手数料
- 令和6〜8年度の合格率
- 10月25日までの過去問の使い方
📥 2級土木施工管理技士の過去問は公式サイトで公開されている
2級土木施工管理技術検定は、国土交通大臣の指定を受けた一般財団法人全国建設研修センターが実施しています。
同センターの「試験問題/正答肢」のページで、検定問題と第一次検定の正答肢がPDFで公開されています。
種別「土木」の過去問は、2026年10月7日時点で次の2回分です。
| 回・区分 | 問題PDF | 正答肢 | 公開期間 |
|---|---|---|---|
| 令和8年度 前期 第一次(6月7日) | 問題 | 正答肢 | 令和8年6月8日から1年間 |
| 令和7年度 後期 第一次(10月26日) | 問題(土木) | 正答肢 | 令和7年10月27日から1年間 |
| 令和7年度 第二次(10月26日) | 問題(土木) | 解答は公表なし | 同上 |
⚠️ 公開は1年間
全国建設研修センターは、試験問題と正答番号の公表期間を「1年間」としています。
令和7年度後期の問題は、令和8年度の後期試験とほぼ同じ時期に公開期間が終わります。
使う予定がある人は、早めにPDFを保存しておきましょう。
鋼構造物塗装・薬液注入の問題も、同じページで公開されています。
📝 第一次検定の構成|66問から45問を解答する
種別「土木」の第一次検定は、66問が出題され、そのうち45問に解答します。
1問1点で、合格基準は「45問中27問以上正解」(60%)です。
令和7年度後期の問題で、解答の仕方は次のとおりでした。
| 問題番号 | 解答する数 | 超えた場合 |
|---|---|---|
| No.1〜5 | 5問すべて | ― |
| No.6〜16 | 11問から9問を選択 | 10問以上解答すると減点 |
| No.17〜36 | 20問から6問を選択 | 7問以上解答すると減点 |
| No.37〜47 | 11問から6問を選択 | 7問以上解答すると減点 |
| No.48〜66 | 19問すべて | ― |
選択問題は、決められた数を超えて解答すると減点されます。
マークはHBの鉛筆かシャープペンシルで行い、万年筆・ボールペンは使えません。
令和8年度前期の第一次検定も、同じ解答の仕方でした。
🗂️ 第一次検定で何が出たか|令和7年度後期の全66問
公式の問題PDFから、令和7年度後期(種別:土木)の出題テーマを全問書き出しました。
どの範囲で何を選ぶかを決める材料にしてください。
| 範囲(解答数) | 令和7年度後期に出たテーマ |
|---|---|
| No.1〜5(全問) 土木の基礎 |
土の構成(土粒子の密度)、ボーリングの土質柱状図、単純梁の曲げモーメント図、力のモーメント、管水路の流速 |
| No.6〜16(11問から9問) 土工・コンクリート・基礎 |
土工の建設機械、法面保護工、盛土の施工、軟弱地盤の改良工法、骨材の性質、コンクリートの配合、各種のコンクリート、養生、既製杭の杭打ち機、場所打ち杭の工法、土留め壁 |
| No.17〜36(20問から6問) 専門土木 |
鋼材の種類と用途、鋼道路橋の架設工法、コンクリートの劣化、河川、河川護岸、砂防堰堤、地すべり防止工、アスファルト舗装(路盤・施工・維持修繕)、コンクリート舗装、ダム、山岳トンネルの掘削、海岸堤防、ケーソン式混成堤、鉄道の軌道、鉄道の営業線近接工事、シールド工法、上水道の配水管、下水道管渠の基礎 |
| No.37〜47(11問から6問) 法規 |
賃金、災害補償、作業主任者、建設業法、主任技術者・監理技術者の職務、河川法、建築基準法、車両の最高限度、騒音規制法、振動規制法、港則法 |
| No.48〜66(全問) 共通工学・施工管理 |
測量(標高の計算)、設計図書、鋼道路橋の部材名、建設機械の特徴、施工計画、保護帽、コンクリート造工作物の解体、品質管理の確認方法、レディーミクストコンクリートの圧縮強度試験、騒音・振動、建設リサイクル法、建設機械の走行(コーン指数)、施工計画作成、工程管理、ネットワーク式工程表、墜落・落下防止、車両系建設機械、x-R管理図、盛土の締固めの品質管理 |
2回続けて出たテーマ(令和7年度後期と令和8年度前期)
令和8年度前期の問題も同じように書き出し、2回とも出題されたテーマを拾いました。
次の後期でも優先して押さえたいテーマです。
- 土工・基礎:土工の建設機械、盛土の施工、軟弱地盤の改良工法、既製杭、土留め壁
- コンクリート:各種のコンクリート、養生
- 専門土木:河川護岸、砂防堰堤、地すべり防止工、アスファルト舗装の施工と維持修繕、山岳トンネルの掘削、鉄道の営業線近接工事、シールド工法
- 法規:災害補償、主任技術者・監理技術者の職務、河川法、振動規制法、港則法
- 施工管理:施工計画の作成、レディーミクストコンクリート、騒音・振動対策、ネットワーク式工程表、車両系建設機械、盛土の締固めの品質管理
💡 選択問題の選び方
No.17〜36は20問から6問だけ解けばよいので、ふだん担当している工種(道路・河川・上下水道など)から6問をそろえるのが近道です。
No.48〜66の19問は全問解答なので、ここを落とさないことが合格ラインの27問に直結します。
選択問題は、決められた数を1問でも超えると減点されます。
✍️ 第二次検定の構成|問題1の工事概要が書けないと不合格
令和7年度の第二次検定(種別:土木)は、問題1〜5が全問解答、問題6〜9が選択問題でした。
選択問題は、問題6・7から1問、問題8・9から1問を解答します。
2問とも解答すると減点されます。
📌 いちばん大事な注意
問題1の工事概要と設問1のどちらかが無記載などの場合、不合格になります。
問題1は、自分が経験した土木工事を前提に答える問題です。
試験の前に、工事名・工期・工事の内容・自分の立場を書き出しておきましょう。
第二次検定の解答は公表されません。
合格基準は、得点が60%以上です。
📋 第二次検定で何が出たか|令和7年度の全9問
| 問題 | 解答 | 令和7年度の出題内容 |
|---|---|---|
| 問題1 | 必須 | 経験記述。自分が経験した土木工事の工事概要を書き、〔設問1〕安全管理、〔設問2〕工程管理について記述 |
| 問題2 | 必須 | 品質管理の語句・数値の穴埋め |
| 問題3 | 必須 | 工程表の特徴を記述 |
| 問題4 | 必須 | 盛土の施工の語句の穴埋め |
| 問題5 | 必須 | コンクリートの用語の説明 |
| 問題6/7 | どちらか1問 | 問題6:盛土の締固め管理の語句穴埋め/問題7:レディーミクストコンクリートの受入れ検査の語句・数値穴埋め |
| 問題8/9 | どちらか1問 | 問題8:移動式クレーン作業の留意点を記述/問題9:工程表の作成と所要日数 |
記述式だけでなく、語句を選んで入れる穴埋めの問題も多いのが特徴です。
穴埋めは、第一次検定と同じ分野(品質管理・盛土・コンクリート)から出ています。
問題1(経験記述)で書く項目
令和7年度の問題1は、工事概要と、安全管理・工程管理の2つの設問を書く形式でした。
工事概要か設問1のどちらかが無記載、または設問と違う内容を書くと不合格になります。
経験した工事でないと分かった場合は失格です。
✏️ 準備のしかた(型)
①工事概要を、実際の工事の書類で確認して書き出す。
②「現場状況→課題」は、どんな条件(狭い・交通量が多い・地盤が軟らかい等)だから何が問題になったのかを1〜2文で書く。
③「検討項目→対応処置」は、検討した内容と、実際に行った処置を分けて具体的に書く。
④令和7年度は安全管理と工程管理が問われました。品質管理など別の管理項目が問われても書けるよう、準備しておくと安心です。
📅 令和8年度後期の日程|試験は10月25日(日)

| 項目 | 令和8年度(後期) |
|---|---|
| 申込受付 | インターネット 7月8日(水)〜7月22日(水)(受付終了) |
| 試験日 | 10月25日(日) |
| 第一次検定(後期)の合格発表 | 12月2日(水) |
| 第二次検定の合格発表 | 令和9年2月3日(水) |
| 受検手数料 | 第一次6,000円/第二次6,000円/第一次・第二次12,000円(非課税)。インターネット申込は事務手続手数料250円 |
| 試験地(第二次・土木) | 札幌・釧路・青森・仙台・秋田・東京・新潟・富山・静岡・名古屋・大阪・松江・岡山・広島・高松・高知・福岡・鹿児島・那覇の19地区 |
第一次検定(後期)の試験地は、上の19地区に熊本を加えた20地区です。
第一次検定は、令和8年度中に17歳以上なら受けられます。
第二次検定は、令和10年度までは旧受検資格と新受検資格のどちらでも受検できます。
📈 2級土木施工管理技士の合格率

| 回 | 第一次 受検→合格 | 第一次 合格率 | 第二次 受検→合格 | 第二次 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年度 前期(6/7) | 14,060→6,723人 | 47.8% | ―(前期は第一次のみ) | ― |
| 令和7年度 後期(10/26) | 24,556→12,194人 | 49.7% | 21,111→11,341人 | 53.7% |
| 令和6年度 後期(10/27) | 25,686→11,445人 | 44.6% | 18,806→6,646人 | 35.3% |
第二次検定の合格率は、令和6年度の35.3%から、令和7年度は53.7%に上がりました。
年によって大きく動くので、「去年は受かりやすかった」とは考えず、60%を確実に取る準備をするのが安全です。
後期の第一次の合格率は、受検地別に見ると40%前後〜50%台まで差がありました(令和7年度)。
出典:全国建設研修センター「令和6年度・令和7年度 2級土木施工管理技術検定 第一次検定/第二次検定の合格者の発表について」「令和8年度 第一次検定(前期)の合格者の発表について」。種別:土木の数値。
📚 10月25日までの過去問の使い方
第一次検定は「正答肢つきPDF」で2回分を解く
公式の過去問は、令和7年度後期と令和8年度前期の2回分です。
どちらも正答肢が公開されているので、自分で採点できます。
まず令和7年度後期を通して解き、45問中27問に届くかを確かめます。
選択問題で「どの分野を何問選ぶか」を先に決めておくと、本番で迷いません。
第二次検定は「問題1を書いて、誰かに見てもらう」
第二次検定は解答が公表されないため、自分の答案が合格水準かを独学で判断しにくいのが難点です。
特に問題1は、工事概要が書けないと不合格になる重要な問題です。
書いた答案は、施工管理の経験がある上司や、講座の添削で見てもらうのが近道です。
10月25日までの学習計画(例)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 今週 | 令和7年度後期と令和8年度前期の問題PDFを保存。第一次を1回ずつ時間を決めて解き、正答肢で採点 |
| 2週目 | 27問に届かなかった範囲を、上の「2回続けて出たテーマ」から復習。選択問題で選ぶ分野を決める |
| 2週目 | 第二次の問題1(工事概要・安全・工程・品質)を下書きし、上司や講座で見てもらう |
| 最後の3日 | 第一次の過去問をもう1回解く。第二次の穴埋め(品質管理・盛土・コンクリート)の語句を見直す |
【PR】当ブロックは広告(プロモーション)です
第二次検定の記述対策を、講習会で固めるという選択
技術系資格に特化した能セン(株式会社NOUSEN)は、1級・2級の建築/土木/管工事/電気工事の各施工管理技士と電験三種の受験対策講習会を開いています。通学講座とオンライン講座の両方があり、受講料の2回・3回分割払いも使えます。
※講座内容・開講日程・受講料は公式サイトの最新情報をご確認ください
📆 10月25日までの確認リスト
- 令和7年度後期の問題PDFを保存する(公開は1年間)
- 第一次の過去問2回分を時間を決めて解き、27問に届くか確かめる
- 選択問題で選ぶ分野と問題数を決めておく(超えると減点)
- 問題1に書く工事の概要(工事名・工期・内容・立場)を書き出す
- 受検票・HBの鉛筆かシャープペンシル・消しゴムを用意する
2級に合格したら、次は1級です。「1級土木施工管理技士の過去問|令和8年度第二次の全問・合格発表は1月8日」にまとめています。
🏗️ 建築の施工管理技士も受ける人へ
建築施工管理技士の過去問は、建設業振興基金が別に公開しています。
「2級建築施工管理技士の過去問」「1級建築施工管理技士の過去問」にまとめています。
🤔 過去問だけで合格できる?
公式PDFは問題と正答肢だけで、解説はありません。
また、全国建設研修センターの公開は1年間なので、古い年度は手元に保存しておかないと解けなくなります。
正解の番号だけでなく、誤りの選択肢の「正しい数字」まで言えるようにしておくと、形を変えた出題にも対応できます。
| 教材 | 強み | 弱み |
|---|---|---|
| 公式PDF | 無料・本物の問題・正答肢つき | 解説なし・法改正に未対応 |
| 市販の過去問題集 | 選択肢ごとの解説つき・改正に合わせて改訂 | 有料 |
| 過去問アプリ | スキマ時間に解ける・分野別に出題できる | 解説の質がアプリごとに違う |
| 通信講座 | 解説講義・改正情報・質問できる講座もある | 費用がかかる |
第二次検定の記述式は正答が公表されないため、答案を見てもらえる教材を併用すると独学の弱点を補えます。
❓ よくある質問
2級土木施工管理技士の過去問は無料で手に入りますか?
全国建設研修センターの公式サイトで、問題と第一次検定の正答肢のPDFが無料で公開されています。
公開期間は試験の翌日から1年間です。
第二次検定の過去問に解答はありますか?
第二次検定の解答は公表されません。
令和8年度後期の試験日はいつですか?
10月25日(日)です。
第一次(後期)の合格発表は12月2日(水)、第二次は令和9年2月3日(水)です。
第一次検定は何問正解すれば合格ですか?
種別「土木」は、66問中45問に解答し、45問中27問以上正解(60%)が合格基準です。
第一次検定の合格率は?
種別「土木」で、令和7年度後期は49.7%、令和6年度後期は44.6%、令和8年度前期は47.8%でした。
第二次検定の合格率は?
種別「土木」で、令和7年度は53.7%、令和6年度は35.3%でした。
第一次検定は実務経験がなくても受けられますか?
令和8年度中に17歳以上なら、実務経験なしで第一次検定を受けられます。
第二次検定には実務経験などの要件があります。
まとめ
✅ この記事のまとめ
- 過去問は全国建設研修センターが問題と正答肢をPDFで公開。公開は1年間、第二次の解答はなし
- 令和8年度後期の試験は10月25日(日)、発表は第一次12月2日・第二次令和9年2月3日
- 第一次(土木)は66問中45問を解答し、27問以上正解で合格
- 第二次は問題1の工事概要が無記載だと不合格
- 合格率(土木)は第一次44.6〜49.7%、第二次35.3〜53.7%(令和6〜7年度後期)
出典:一般財団法人全国建設研修センター「2級土木施工管理技術検定」「試験問題/正答肢」、各回の「合格者の発表について」、検定問題PDF。2026年10月7日確認。


