
次の看護師国家試験はいつだろう。
出願の時期や、合格ラインも知っておきたい。

厚生労働省が、第116回の日程と、これまでの合格率・合格基準を公表しています。
この記事では、その発表だけを使って整理します。
🎯 この記事の結論
第116回看護師国家試験は、2027年2月14日(日)に行われます。
出願の受付は2026年11月6日(金)〜11月27日(金)です。
合格発表は2027年3月24日(水)14時です。
前回の第115回は、合格率88.3%(新卒者94.1%)でした。
合格基準は、必修問題が8割、一般問題・状況設定問題が6割前後で、回によって変わります。
📋 この記事でわかること
- 第116回の日程・試験地・出願期間・手数料
- 受験資格
- 直近5回の合格率(全体・新卒者・既卒者)
- 合格基準(ボーダー)の推移
- 保健師・助産師国家試験の結果
📅 第116回看護師国家試験の日程
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2027年(令和9年)2月14日(日) |
| 試験地 | 北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県 |
| 出願の受付 | 2026年11月6日(金)〜11月27日(金) |
| 受験手数料 | 5,400円(収入印紙を受験願書に貼る) |
| 受験票の発送 | 2027年1月中旬の予定(1月29日までに届かなければ問い合わせ) |
| 合格発表 | 2027年3月24日(水)14時 |
| 卒業見込みの期限 | 2027年3月12日(金)までに卒業する見込みの人も受験できる |
出典:厚生労働省「看護師国家試験の施行」(令和8年8月3日公示)
試験会場は、受験票を送るときに案内されます。
会場についての問い合わせには応じないとされているので、受験票の到着を待ちましょう。
合格者は、厚生労働省のホームページに受験地と受験番号が掲載されて発表されます。
⚠️ 出願の注意点
受験に関する書類は、11月6日から11月27日までに提出します。
郵送の場合は看護師国家試験運営本部事務所に送ります。
写真は出願前6か月以内に撮影したもので、本人確認を受ける必要があります。
出願から合格発表までのスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2026年11月6日〜27日 | 受験願書などを提出する(出願) |
| 2027年1月中旬 | 受験票が郵送される |
| 2027年1月29日 | この日までに受験票が届かなければ、運営本部事務所に問い合わせる |
| 2027年2月14日 | 試験 |
| 2027年3月5日14時 | 卒業見込みで出願した人は、修業証明書や卒業証明書などを提出する |
| 2027年3月12日 | 卒業・修業の期限 |
| 2027年3月24日14時 | 合格発表 |
出典:厚生労働省「看護師国家試験の施行」。3月5日までに証明書を出せない場合は、3月12日14時までに提出する
卒業見込みで出願した人は、試験のあとにも証明書の提出が必要です。
提出を忘れると合格できないので、学校の案内に従って準備しておきましょう。
📖 試験科目と受験資格
| 試験科目 |
|---|
| 人体の構造と機能 |
| 疾病の成り立ちと回復の促進 |
| 健康支援と社会保障制度 |
| 基礎看護学 |
| 地域・在宅看護論 |
| 成人看護学 |
| 老年看護学 |
| 小児看護学 |
| 母性看護学 |
| 精神看護学 |
| 看護の統合と実践 |
受験資格の主なものは、次のとおりです。
| 受験資格(主なもの) |
|---|
| ① 指定された大学で、看護師になるのに必要な学科を修めて卒業した人 |
| ② 指定された学校で、3年以上看護師になるのに必要な学科を修めた人 |
| ③ 都道府県知事が指定した看護師養成所を卒業した人 |
| ④ 免許を得てから3年以上働いた准看護師、または高校を卒業している准看護師で、2年以上修業した人 |
| ⑤ 外国の看護学校を卒業した人などで、厚生労働大臣が同等以上と認めた人 |
出典:厚生労働省「看護師国家試験の施行」。①〜④は2027年3月12日までに卒業・修業する見込みの人を含む
准看護師から看護師を目指す道は、准看護師とはの記事で解説しています。
📊 合格率の推移|新卒者は9割台・既卒者は約3割

| 回(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 新卒者の合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 第111回(2022年) | 65,025人 | 59,344人 | 91.3% | 96.5% |
| 第112回(2023年) | 64,051人 | 58,152人 | 90.8% | 95.5% |
| 第113回(2024年) | 63,301人 | 55,557人 | 87.8% | 93.2% |
| 第114回(2025年) | 63,131人 | 56,906人 | 90.1% | 95.9% |
| 第115回(2026年) | 59,614人 | 52,666人 | 88.3% | 94.1% |
出典:厚生労働省「第115回看護師国家試験の合格発表」ほか各回の合格発表
合格率は、毎回9割前後で推移しています。
受験者数は5年で約5,400人減り、第115回は59,614人でした。
既卒者の合格率は約3割
第115回の新卒者は、54,036人が受験して50,862人が合格しました。
全体から新卒者を引くと、既卒者などは5,578人が受験して1,804人が合格した計算になり、合格率は約32%です。
新卒者の94.1%と比べて大きな差があるので、一度で合格することがとても大切です。
既卒者などの数は、厚生労働省発表の全体と新卒者の数から当サイトが計算したもの
📏 合格基準(ボーダー)の推移
看護師国家試験は、必修問題と、一般問題・状況設定問題の2つの基準を両方満たすと合格です。
必修問題と一般問題は1問1点、状況設定問題は1問2点です。

| 回 | 必修問題 | 一般問題・状況設定問題 |
|---|---|---|
| 第111回(2022年) | 40点以上/50点 | 167点以上/250点 |
| 第112回(2023年) | 40点以上/50点 | 152点以上/249点 |
| 第113回(2024年) | 40点以上/49点 | 158点以上/250点 |
| 第114回(2025年) | 40点以上/50点 | 148点以上/250点 |
| 第115回(2026年) | 40点以上/50点 | 166点以上/249点 |
出典:厚生労働省 各回の合格発表。満点が249点などになっているのは、採点から除外された問題があるため
必修問題は、毎回8割(50点満点なら40点)が基準で、固定されています。
一般問題・状況設定問題の基準は、回ごとに148点〜167点と変わります。
第114回は148点(約59%)でしたが、第115回は166点(約67%)に上がりました。
💡 ポイント
必修問題は1問でも足りないと不合格になるので、8割を確実にとることが最優先です。
一般問題・状況設定問題は、年によって基準が約20点動くため、7割を目標にしておくと安心です。
📚 過去問は厚生労働省が公開している
厚生労働省は、看護師国家試験の問題と正答をホームページで公開しています。
第115回(2026年2月)の問題と正答は、2026年4月24日に公開されました。
過去問を解くときは、その回の合格基準と照らして、必修問題で8割、一般問題・状況設定問題で7割をとれるかを確認するのがおすすめです。
出典:厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験、第115回看護師国家試験の問題および正答について」
| 回 | 一般問題・状況設定問題の基準 | 得点率 |
|---|---|---|
| 第111回 | 167点/250点 | 66.8% |
| 第112回 | 152点/249点 | 61.0% |
| 第113回 | 158点/250点 | 63.2% |
| 第114回 | 148点/250点 | 59.2% |
| 第115回 | 166点/249点 | 66.7% |
5回のうち最も高い基準は66.8%でした。
過去問で7割(約175点)をとれていれば、どの回の基準も上回る計算です。
👩⚕️ 保健師・助産師国家試験の結果(2026年)
保健師・助産師の国家試験も、看護師国家試験と同じ時期に行われます。
| 試験 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格基準 |
|---|---|---|---|---|
| 第112回保健師 | 7,467人 | 6,502人 | 87.1% | 87点以上/145点 |
| 第109回助産師 | 2,046人 | 2,040人 | 99.7% | 87点以上/144点 |
| 第115回看護師 | 59,614人 | 52,666人 | 88.3% | 上記のとおり |
出典:厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」
保健師・助産師の年収は、助産師・保健師の年収の記事で解説しています。
💰 合格後の年収の目安
国の統計(令和7年賃金構造基本統計調査)で計算すると、看護師の年収の目安は約525万円(平均42.1歳)です。
年齢別・職場の規模別の年収は、看護師の年収の記事で解説しています。
働き始めたあとのキャリアとしては、認定看護師や特定行為研修などがあります。
保健師になるまでの道や国家試験の日程・合格率は、保健師になるにはの記事で解説しています。
助産師になるまでの道や国家試験の日程・合格率は、助産師になるにはの記事で解説しています。
❓ 看護師国家試験についてよくある質問
Q. 2027年の看護師国家試験はいつですか?
第116回看護師国家試験は、2027年2月14日(日)に行われます。
Q. 出願期間はいつですか?
2026年11月6日(金)から11月27日(金)までです。
Q. 合格発表はいつですか?
2027年3月24日(水)14時に、厚生労働省のホームページで発表されます。
Q. 看護師国家試験の合格率は?
第115回(2026年)は88.3%、新卒者は94.1%でした。
Q. 合格基準(ボーダー)は何点ですか?
第115回は、必修問題が40点以上/50点、一般問題・状況設定問題が166点以上/249点でした。
一般問題・状況設定問題の基準は回ごとに変わります。
Q. 受験手数料はいくらですか?
5,400円です。
収入印紙を受験願書に貼って納めます。
📝 まとめ
この記事のまとめ
- 第116回は2027年2月14日(日)、出願は2026年11月6日〜27日
- 合格発表は2027年3月24日(水)14時
- 第115回の合格率は88.3%(新卒者94.1%、既卒者などは約32%)
- 必修問題は8割が基準で固定
- 一般問題・状況設定問題の基準は148〜167点で変動
看護師国家試験は、新卒者なら9割以上が合格する試験ですが、必修問題の8割を落とすと不合格になります。
まずは出願期間を忘れずに確認し、必修問題の対策を優先して進めましょう。


