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看護師の年収はいくら?国の統計で見る平均約525万円と男女・病院の規模別の違い・上げ方

看護師の年収(令和7年):男女計約525万円、男性約552万円、女性約521万円、企業規模別 資格で転職
理学療法士の年収が気になる人

看護師の年収って、実際どれくらいなんだろう。

大きな病院と小さなクリニックで、どれくらい違うのかも知りたい。

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国の統計で見ると、平均の目安と、職場の規模による違いがはっきりわかります。

この記事では、厚生労働省の最新の統計だけを使って整理します。

🎯 この記事の結論

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査で、看護師の平均から計算した年収の目安は約525万円です。

平均年齢は42.1歳、平均勤続年数は9.8年です。

男性は約552万円、女性は約521万円でした。

職場の規模別では、1,000人以上の大きな職場が約570万円で、10〜99人の約470万円より約100万円高くなっています。

📋 この記事でわかること

  • 看護師の年収の目安(男女別・職場の規模別)
  • 准看護師・薬剤師など、ほかの医療・福祉の仕事との比較
  • 国の統計を読むときの注意点
  • 看護師国家試験の合格率と、年収を上げるための考え方
理学療法士の年収が気になる人

このサイトは、誰が書いているの?

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行政書士・介護福祉士・社会福祉士の資格を持つサイト運営者です。

看護師の資格は持っていないので、体験談ではなく、国の統計の数字を正確に読み解くことに徹します。

💰 看護師の年収|国の統計でわかる平均は約525万円

看護師の年収を調べるときに、いちばん信頼できるのは国の統計です。

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」は、全国の事業所の給与を毎年調べている統計です。

この統計では、看護師は単独の職種として集計されています。

准看護師は別の職種として集計されているので、看護師だけの数字を見ることができます。

看護師の年収(令和7年):男女計約525万円、男性約552万円、女性約521万円、企業規模別
項目 男女計 男性 女性
平均年齢 42.1歳 39.1歳 42.5歳
平均勤続年数 9.8年 9.1年 9.8年
月の労働時間(所定内+残業) 156時間+6時間 156時間+6時間 156時間+6時間
きまって支給する現金給与額(月) 36万5,900円 38万5,600円 36万3,300円
年間賞与その他特別給与額 85万6,400円 89万2,800円 85万1,600円
年収の目安 約525万円 約552万円 約521万円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種(小分類)別(企業規模10人以上・2026年3月公表)。年収の目安は当サイトが「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与」で計算した値です。

月の給与は約37万円で、年間の賞与は約86万円です。

これを合わせると、年収の目安は約525万円になります。

この統計の対象になった看護師は、全国で約90万人にのぼります。

男性の看護師は平均年齢が39.1歳と女性より若いものの、年収は約31万円高くなっています。

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夜勤手当は入っているの?

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「きまって支給する現金給与額」には、残業代や各種の手当が含まれます。

夜勤手当のように毎月支払われる手当も、この金額に含まれると考えられます。

年収の目安はこう計算しています

統計の項目 意味 看護師(男女計)
所定内給与額 残業代などを除いた、毎月の基本の給与 33万3,200円
きまって支給する現金給与額 所定内給与額に、残業代や手当を加えた毎月の給与 36万5,900円
年間賞与その他特別給与額 1年間に支給された賞与など 85万6,400円

36万5,900円×12か月で439万800円、これに賞与85万6,400円を足すと、524万7,200円です。

所定内給与額と比べると、残業代や手当で毎月約3万円が上乗せされていることがわかります。

📝 補足

税金や社会保険料を引く前の「額面」の金額で、手取りはこれより少なくなります。

1年を通じて同じ給与が続いたと仮定した目安です。

🏢 職場の規模で見る|大きな職場ほど年収が高い

看護師の年収は、職場の規模によって大きく変わります。

大きな職場ほど、月給も賞与も高くなる傾向があります。

企業規模 平均年齢 月の現金給与額 年間賞与 年収の目安
1,000人以上 37.6歳 38万6,800円 105万7,100円 約570万円
100〜999人 44.3歳 35万7,700円 77万400円 約506万円
10〜99人 46.3歳 33万9,500円 62万4,200円 約470万円

1,000人以上の職場は、賞与が約106万円と、10〜99人の職場の約62万円より40万円以上多くなっています。

その結果、年収の目安には約100万円の差がついています。

しかも、1,000人以上の職場は平均年齢が37.6歳と最も若いのに、年収は最も高くなっています。

💡 ポイント

看護師の場合、職場の規模による年収の差が大きいことが、数字からはっきり読み取れます。

転職先を比べるときは、特に賞与の実績を確認しましょう。

📊 年齢別に見る看護師の年収

同じ統計では、年齢ごとの給与と賞与も公表されています。

20〜24歳の看護師の年収の目安は約440万円です。

集計された人数が1,000人以上の年齢層で最も高いのは50〜54歳で、約578万円でした。

同じ年齢層の中でも、職場や経験年数によって給与には幅がある点に注意しましょう。

年齢 看護師の年収の目安 集計された人数
20〜24歳 約440万円 約99,640人
25〜29歳 約502万円 約123,620人
30〜34歳 約490万円 約87,170人
35〜39歳 約519万円 約86,610人
40〜44歳 約548万円 約94,670人
45〜49歳 約561万円 約129,640人
50〜54歳 約578万円 約123,070人
55〜59歳 約574万円 約88,040人
60〜64歳 約503万円 約53,840人

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」職種(小分類)・年齢階級別(男女計・企業規模10人以上)。年収の目安は当サイトが「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与」で計算した値です。65歳以上は集計人数が少ないため省いています。

🏥 ほかの医療・福祉の仕事と年収をくらべる

同じ統計の、同じ条件(男女計・企業規模10人以上)で比べてみます。

医療・福祉の仕事の年収くらべ:薬剤師約567万円、看護師約525万円、准看護師約428万円
職種 平均年齢 年収の目安
薬剤師 40.1歳 約567万円
看護師 42.1歳 約525万円
臨床検査技師 40.2歳 約482万円
理学療法士など 36.2歳 約444万円
ケアマネジャー(介護支援専門員) 53.1歳 約441万円
准看護師 51.8歳 約428万円
介護職員(医療・福祉施設等) 45.3歳 約388万円

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」。年収の目安は当サイト計算。

看護師の年収は、薬剤師に次いで高い水準です。

保育士の年収については、保育士の年収の記事で解説しています。

管理栄養士・栄養士の年収は管理栄養士の年収の記事で解説しています。

歯科衛生士の年収は歯科衛生士の年収の記事で、職場の規模による賞与の差を解説しています。

准看護師と比べると、看護師の方が約97万円高い計算です。

ただし准看護師は平均年齢が51.8歳と高く、年齢層も違います。

薬剤師の年収は薬剤師の年収、理学療法士は理学療法士の年収の記事で解説しています。

臨床検査技師の年収は臨床検査技師の年収の記事で、男女や職場の規模による違いを解説しています。

助産師・保健師の年収は助産師・保健師の年収の記事で、働く場所とあわせて解説しています。

ケアマネージャーの年収はケアマネージャーの年収の記事で、介護職員との差とあわせて解説しています。

認定看護師の分野と人数は認定看護師の一覧の記事で、日本看護協会の公表データをもとに解説しています。

⚠️ 国の統計を読むときの注意点

注意点 内容
① 雇われている人だけ 開業している人などは含まれない
② 企業規模10人以上 職員が9人以下の小さなクリニックなどで働く人は、この表には含まれない
③ 働く場所の区別がない 病院・クリニック・介護施設・訪問看護などの違いは、この表ではわからない
④ 平均値 一部の高い人・低い人に引っぱられることがある

転職サイトなどで見かける「看護師の平均年収」は、求人の提示額や独自の調査をもとにしていることがあります。

数字を見るときは、どの調査の、どんな人の数字なのかを確かめることが大切です。

✅ 年収の数字を見るときのチェックリスト

  • 国の統計か、企業の独自調査か
  • 看護師だけの数字か、准看護師などを含むか
  • 雇われている人だけか
  • 平均値か中央値か
  • いつの時点の数字か

📝 看護師国家試験の合格率

看護師になるには、看護系の大学や養成所で学び、国家試験に合格する必要があります。

令和8年2月に行われた第115回の結果は次のとおりです。

区分 出願者数 受験者数 合格者数 合格率
全体 60,311人 59,614人 52,666人 88.3%
うち新卒者 54,401人 54,036人 50,862人 94.1%

出典:厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」

全体の合格率は約9割、新卒者は94.1%です。

毎年5万人以上が新たに看護師の国家試験に合格していることになります。

📈 看護師が年収を上げるための考え方

手がかり 統計から読み取れること
職場の規模 1,000人以上の職場は賞与が多く、年収の目安も約570万円と高い
賞与 1,000人以上と10〜99人では、賞与に40万円以上の差がある
手当 月の給与には残業代や手当が含まれ、所定内給与より約3万円多い
  • 規模の大きな病院や法人を検討する
  • 賞与の実績(何か月分か)を確認して比べる
  • 夜勤の回数や手当など、働き方による違いを確認する
  • 転職サービスで、自分の経験に合う求人の条件を比べる

大切なのは、ひとつの職場の条件だけで判断せず、複数の求人を比べてみることです。

💡 転職先を比べるときの確認ポイント

  • 賞与の実績(何か月分か)
  • 夜勤の有無と回数、夜勤手当の額
  • 残業の時間と、残業代の支払い方
  • 休日の取り方と、有給休暇の取りやすさ

働く場所ごとの特徴

働く場所 仕事の特徴
病院 入院患者の看護が中心。夜勤のある交代制勤務が多い
クリニック 外来の患者の対応が中心。日勤のみの職場が多い
介護施設 高齢者の健康管理や医療的なケアが中心
訪問看護 利用者の自宅を訪問し、看護やケアを行う

国の統計には、働く場所ごとの年収は載っていません。

気になる場合は、求人ごとに給与と賞与の条件を比べるのが確実です。

🤝 転職サービスを使うという選択肢

看護師の求人を探す方法には、ハローワークや求人サイトのほか、看護師専門の転職サービスがあります。

専門の転職サービスでは、担当者が希望の条件を聞いたうえで、求人を紹介してくれます。

利用は無料のサービスが多いので、今すぐ転職しない人も、相場を知るために相談してみる方法があります。


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✅ 転職サービスの選び方

  • 看護師を専門に扱っているか
  • 自分の住んでいる地域の求人を扱っているか
  • 担当者に、賞与の実績や夜勤の実態を質問できるか
  • 無理に応募をすすめられないか

看護師が手順書で特定行為を行うための研修については、特定行為研修とはの記事で、期間・費用・eラーニング・修了者数を解説しています。

准看護師との違いやなり方は、准看護師とはの記事で解説しています。

看護管理の資格については、認定看護管理者とはの記事で、なり方や試験の合格基準を解説しています。

看護師国家試験の日程や合格率・合格基準は、看護師国家試験2027(第116回)の記事で解説しています。

保健師になるまでの道や国家試験の日程・合格率は、保健師になるにはの記事で解説しています。

❓ 看護師の年収についてよくある質問

Q. 看護師の平均年収はいくらですか?

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、看護師の平均から計算した年収の目安は約525万円です。

平均年齢は42.1歳です。

Q. 看護師の年収は男女で違いますか?

同じ統計では、男性が約552万円、女性が約521万円でした。

Q. 大きな病院の方が年収は高いですか?

企業規模1,000人以上の年収の目安は約570万円で、10〜99人の約470万円より約100万円高くなっています。

差の多くは賞与の額によるものです。

Q. 准看護師との年収の差は?

同じ統計で准看護師は約428万円、看護師は約525万円で、看護師の方が約97万円高い計算です。

ただし准看護師は平均年齢が51.8歳と高めです。

Q. 看護師国家試験の合格率は?

第115回(令和8年2月実施)の合格率は88.3%、新卒者は94.1%でした。

Q. 約525万円は手取りの金額ですか?

手取りではありません。

税金や社会保険料を引く前の額面の金額です。

📝 まとめ|特に賞与の実績を比べる

この記事のまとめ

  • 看護師の年収の目安は約525万円(令和7年・平均42.1歳)
  • 男性は約552万円、女性は約521万円
  • 職場の規模では1,000人以上が約570万円、10〜99人が約470万円
  • 差の多くは賞与の額によるもの
  • 国家試験の合格率は88.3%(第115回)

看護師の年収は、職場の規模で大きく変わります。

より良い条件を目指すなら、まずは複数の求人を比べて、自分の市場価値を知ることから始めましょう。

参考:厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査(職種別)/厚生労働省 第115回看護師国家試験の合格発表

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