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保健師になるには?保健師国家試験2027(第113回)の日程・合格率・合格基準と働く場所【厚労省発表】

保健師国家試験の合格率(第108回〜第112回):第112回は全体87.1%、新卒者89.9% 資格で転職
理学療法士の年収が気になる人

保健師になるには、どうすればいいんだろう。

看護師の資格も必要なのかな。

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保健師の免許は、法律で取り方が決まっています。

この記事では、法律と厚生労働省の発表だけを使って整理します。

🎯 この記事の結論

保健師になるには、保健師国家試験と看護師国家試験の両方に合格する必要があります。

第113回保健師国家試験は2027年2月12日(金)、出願は2026年11月6日〜27日です。

合格発表は2027年3月24日(水)14時です。

第112回(2026年)の合格率は87.1%で、その前の4回より下がりました。

働いている保健師は63,536人で、半分以上が市区町村に勤めています。

📋 この記事でわかること

  • 保健師とは(法律での決まり)
  • 保健師になるまでの道
  • 第113回保健師国家試験の日程・試験科目
  • 合格率と合格基準の推移
  • 保健師の人数と働く場所

📘 保健師とは|法律での決まり

📖 保健師助産師看護師法 第2条(要約)

保健師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導を行うことを仕事とする人をいう。

出典:保健師助産師看護師法(e-Gov法令検索)

保健師は、病気の人の看護だけでなく、地域の住民や働く人の健康を守る「保健指導」を行う専門職です。

たとえば、乳幼児健診、健康相談、特定保健指導、感染症の対応などを担います。

🚶 保健師になるには|看護師と保健師の両方の国家試験が必要

保健師の免許は、保健師国家試験と看護師国家試験の両方に合格した人に与えられます(保健師助産師看護師法 第7条)。

つまり、看護師国家試験に合格しないと、保健師国家試験に合格しても保健師にはなれません。

ルート 内容
看護系大学(保健師課程あり) 4年間で看護師と保健師の両方の受験資格を得る。保健師課程は選抜制の大学もある
看護師の養成校を卒業したあと 保健師養成所や大学の専攻科などで1年以上学ぶ
大学院 保健師の課程がある大学院で学ぶ

第113回保健師国家試験の受験資格は、指定された学校で1年以上保健師に必要な学科を修めた人や、保健師養成所を卒業した人などです。

2027年3月12日までに修業・卒業する見込みの人も受験できます。

出典:厚生労働省「保健師国家試験の施行」

看護師国家試験の日程や合格率は、看護師国家試験2027(第116回)の記事で解説しています。

📅 第113回保健師国家試験の日程

項目 内容
試験日 2027年(令和9年)2月12日(金)
試験地 北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
出願の受付 2026年11月6日(金)〜11月27日(金)
受験手数料 5,400円(収入印紙を受験願書に貼る)
受験票の発送 2027年1月中旬の予定(1月29日までに届かなければ問い合わせ)
合格発表 2027年3月24日(水)14時

出典:厚生労働省「保健師国家試験の施行」(令和8年8月3日公示)

看護師国家試験(第116回)は2月14日(日)なので、保健師国家試験はその2日前です。

出願期間と合格発表日は、看護師国家試験と同じです。

試験科目
公衆衛生看護学
疫学
保健統計学
保健医療福祉行政論

出典:厚生労働省「保健師国家試験の施行」

📊 合格率の推移|第112回は87.1%に下がった

保健師国家試験の合格率(第108回〜第112回):第112回は全体87.1%、新卒者89.9%
回(実施年) 受験者数 合格者数 合格率 新卒者の合格率
第108回(2022年) 7,948人 7,094人 89.3% 93.0%
第109回(2023年) 8,085人 7,579人 93.7% 96.8%
第110回(2024年) 7,795人 7,456人 95.7% 97.7%
第111回(2025年) 7,658人 7,196人 94.0% 96.4%
第112回(2026年) 7,467人 6,502人 87.1% 89.9%

出典:厚生労働省「第112回保健師国家試験…の合格発表」ほか各回の合格発表

第112回の合格率は87.1%で、直近5回で最も低くなりました。

新卒者でも89.9%で、約10人に1人が不合格です。

看護師国家試験(第115回88.3%)と同じくらいの水準なので、油断は禁物です。

📏 合格基準の推移|総得点の約6割

保健師国家試験は、一般問題が1問1点、状況設定問題が1問2点です。

看護師国家試験と違って必修問題はなく、総得点だけで合否が決まります。

回 一般問題 状況設定問題 合格基準 得点率
第108回(2022年) 74点満点 68点満点 86点以上/142点 60.6%
第109回(2023年) 74点満点 70点満点 87点以上/144点 60.4%
第110回(2024年) 74点満点 70点満点 87点以上/144点 60.4%
第111回(2025年) 75点満点 70点満点 87点以上/145点 60.0%
第112回(2026年) 75点満点 70点満点 87点以上/145点 60.0%

出典:厚生労働省 各回の合格発表。得点率は当サイト計算。満点が回によって違うのは、採点から除外された問題があるため

合格基準は、毎回ほぼ総得点の6割で安定しています。

看護師国家試験のように基準が大きく動くことは、この5回ではありませんでした。

💡 ポイント

状況設定問題は1問2点なので、1問の重みが一般問題の2倍です。

過去問で7割をとれるようにしておくと、基準の6割に余裕を持てます。

🏢 保健師の人数と働く場所

2024年末に働いている保健師は63,536人で、10年前(2014年の48,452人)から約1.3倍に増えました。

保健師が働いている場所(2024年末):市区町村52.3%、保健所15.1%、事業所7.9%
働く場所 人数 割合
市区町村 33,217人 52.3%
保健所 9,623人 15.1%
事業所(企業など) 5,045人 7.9%
病院 3,987人 6.3%
診療所 2,990人 4.7%
介護保険施設等 2,183人 3.4%
都道府県 1,985人 3.1%
学校養成所・研究機関 1,238人 1.9%
その他 3,268人 5.1%

出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)」表1・表2。その他は社会福祉施設・訪問看護ステーションなどの合計

市区町村と保健所、都道府県を合わせると、7割以上が行政で働いています。

市区町村や保健所で働く場合は、自治体の採用試験を受けて公務員として採用されるのが一般的です。

企業で社員の健康管理を担う保健師(産業保健師)は、事業所の5,045人が目安になります。

働く場所ごとの主な仕事

働く場所 主な仕事
市区町村 乳幼児健診、母子の家庭訪問、健康相談、特定保健指導、介護予防など、住民に身近な保健サービス
保健所 感染症の対応、難病や精神保健の相談、食品衛生などの広い地域の保健
事業所(企業など) 社員の健康診断後の保健指導、メンタルヘルス対策、長時間労働者への面談の準備など
病院・診療所 退院支援、健診センターでの保健指導など
介護保険施設等 地域包括支援センターでの介護予防や高齢者の相談など

同じ保健師でも、働く場所によって仕事の中身が大きく変わります。

自治体で働くか、企業で働くかを早めに考えておくと、就職活動の準備がしやすくなります。

看護師国家試験とのスケジュール比較(2027年)

項目 保健師(第113回) 看護師(第116回)
出願 2026年11月6日〜27日 2026年11月6日〜27日
試験日 2027年2月12日(金) 2027年2月14日(日)
合格発表 2027年3月24日(水)14時 2027年3月24日(水)14時
受験手数料 5,400円 5,400円

出典:厚生労働省「保健師国家試験の施行」「看護師国家試験の施行」(令和8年8月3日公示)

保健師の年収は、助産師・保健師の年収の記事で、国の統計をもとに解説しています。

助産師になるまでの道や国家試験の日程・合格率は、助産師になるにはの記事で解説しています。

❓ 保健師についてよくある質問

Q. 保健師になるには看護師の資格も必要ですか?

必要です。

保健師の免許は、保健師国家試験と看護師国家試験の両方に合格した人に与えられます。

Q. 2027年の保健師国家試験はいつですか?

第113回保健師国家試験は、2027年2月12日(金)に行われます。

出願は2026年11月6日から27日までです。

Q. 保健師国家試験の合格率は?

第112回(2026年)は87.1%、新卒者は89.9%でした。

Q. 保健師国家試験の合格基準は?

第112回は、総得点145点のうち87点以上でした。

直近5回はいずれも約6割です。

Q. 保健師はどこで働いていますか?

2024年末で、市区町村が52.3%、保健所が15.1%、企業などの事業所が7.9%です。

📝 まとめ

この記事のまとめ

  • 保健師になるには、保健師と看護師の両方の国家試験に合格する
  • 第113回は2027年2月12日(金)、出願は2026年11月6日〜27日
  • 第112回の合格率は87.1%(新卒者89.9%)
  • 合格基準は総得点の約6割で安定
  • 保健師63,536人のうち52.3%が市区町村で働いている

保健師を目指すなら、まずは看護師国家試験と保健師国家試験の両方の出願期間を確認しておきましょう。

行政で働きたい場合は、自治体の保健師採用試験の時期も早めに調べておくと安心です。

参考:保健師助産師看護師法/厚生労働省「保健師国家試験の施行」/合格発表/令和6年衛生行政報告例

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