
二級建築士の製図の結果は、いつ、どこでわかるんだろう。
落ちていたら、来年はどうなるのかも知りたい。

令和8年の設計製図の合格発表は、12月3日(木)の予定です。
結果はマイページで確認します。
この記事では、試験を実施する建築技術教育普及センターの資料をもとに、発表の見方から来年の準備までを整理します。
🎯 この記事の結論
令和8年の「設計製図の試験」の合格者発表は12月3日(木)予定です。
合否はマイページで確認し、通知書は郵送されません。
令和8年の学科は、受験16,082人・合格6,829人で、合格率42.5%でした。
過去5年の最終的な合格率(総合)は、21.8〜25.0%です。
学科に合格した人は、製図に落ちても翌年以降も学科が免除される仕組みがあります。
📋 この記事でわかること
- 2026年(令和8年)の試験日程と合格発表日
- 合格発表の確認方法
- 学科・製図・総合の合格率5年分
- 合格したあとの免許登録
- 不合格だった場合の学科免除と2027年の日程の目安
📅 二級建築士試験2026の日程と合格発表日
二級建築士試験は、「学科の試験」と「設計製図の試験」の2段階です。
製図は、学科に合格した人(または学科が免除される人)だけが受けられます。
令和8年の日程は、次のとおりです。

| 項目 | 日程(令和8年) |
|---|---|
| 受験申込 | 4月1日(水)10時〜4月14日(火)16時 |
| 設計製図の課題の公表 | 6月24日(水) |
| 学科の試験 | 7月5日(日) |
| 学科の合格者発表 | 8月24日(月) |
| 設計製図の試験 | 9月13日(日)11時〜16時(5時間) |
| 設計製図の合格者発表 | 12月3日(木)予定 |
| 受験手数料 | 18,500円(非課税)+決済の事務手数料 |
出典:建築技術教育普及センター「令和8年 二級建築士試験・木造建築士試験 日程等」(2026年10月6日確認)。
製図の試験から合格発表までは、約2か月半あります。
12月3日の合格発表が、二級建築士試験の最終的な合否です。
📝 木造建築士は日程が違う
同じセンターが行う木造建築士試験は、学科が7月26日(日)、設計製図が10月11日(日)です。
二級建築士と木造建築士は試験日が違うため、両方を申し込んで受けることもできます。
🔍 合格発表の確認方法|マイページで見る
合否は、受験申込のあとに使える受験者専用の「マイページ」で通知されます。
センターの日程資料では、合否の判定結果の通知書は郵送されないとされています。
マイページで結果を確認し、必要に応じて通知書をダウンロードします。
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 見る場所 | マイページ(受験申込のときに作ったもの) |
| 使える期間 | 令和8年の受験申込後、令和9年2月28日まで |
| 郵送 | ありません |
| 合格通知書をなくしたら | 免許登録をする場合に限り、再発行の手続きがあります |
⚠️ 注意
マイページが使えるのは、令和9年2月28日までです。
合否の通知書は、早めにダウンロードして保存しておきましょう。
📊 令和8年の学科の結果|合格率42.5%
8月24日に発表された令和8年の学科の結果は、次のとおりです。
| 項目 | 令和8年 | 令和7年 |
|---|---|---|
| 実受験者数 | 16,082人 | 16,383人 |
| 合格者数 | 6,829人 | 6,698人 |
| 合格率 | 42.5% | 40.9% |
| 合格基準点(総得点) | 60点 | — |
出典:合格者数は建築技術教育普及センター「試験結果」、実受験者数・合格率・合格基準点はTAC「令和8年 二級建築士 学科試験 合格発表後コメント」による。
令和8年の学科の合格基準点は、総得点60点(100点満点)でした。
科目ごとの基準点は、学科I(計画)14点、学科II〜IV(法規・構造・施工)各13点です。
学科に合格した6,829人が、9月13日の製図に進みました。
📈 二級建築士試験の合格率|過去5年
製図の合格率は、学科より高い傾向があります。
ただし、学科で6割ほどが落ちるため、最初から受けた人の最終的な合格率は2割台です。

| 年 | 学科 | 設計製図 | 総合(最終) | 最終合格者 |
|---|---|---|---|---|
| 令和3年 | 41.9% | 48.6% | 23.6% | 5,559人 |
| 令和4年 | 42.8% | 52.5% | 25.0% | 5,670人 |
| 令和5年 | 35.0% | 49.9% | 22.3% | 4,985人 |
| 令和6年 | 39.1% | 47.0% | 21.8% | 4,680人 |
| 令和7年 | 40.9% | 46.4% | 22.6% | 4,645人 |
出典:建築技術教育普及センター「試験結果」過去5年間の二級建築士試験結果データ。
製図の合格率は、5年間で46.4〜52.5%でした。
令和7年は、製図を受けた10,006人のうち4,645人が合格しています。
つまり、学科を突破した人でも、製図で半分ほどが落ちる計算です。
💡 ポイント
製図は、学科に受かった人だけが受ける試験です。
その中で半分ほどしか受からないため、「学科よりやさしい」とは言えません。
5時間で、平面図・立面図・部分詳細図などを描き切る練習が必要です。
✏️ 令和8年の製図の課題と過去の課題
製図の課題は、試験の約2か月半前に公表されます。
令和8年は、6月24日に次の課題が公表されました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 課題名 | 商店街に建つ併用住宅(木造3階建て) |
| 要求図書 | 1階平面図兼配置図・各階平面図・床伏図兼小屋伏図・立面図(1/100)、部分詳細図(断面・1/20)、面積表、計画の要点等 |
| 試験時間 | 5時間(11時〜16時) |
出典:建築技術教育普及センター「設計製図の課題」(令和8年6月24日公表)。
| 年 | 課題 |
|---|---|
| 令和3年 | 歯科診療所併用住宅(鉄筋コンクリート造) |
| 令和4年 | 保育所(木造) |
| 令和5年 | 専用住宅(木造) |
| 令和6年 | 観光客向けのゲストハウス(簡易宿所)(鉄筋コンクリート造) |
| 令和7年 | シェアハウス(木造) |
| 令和8年 | 商店街に建つ併用住宅(木造3階建て) |
過去6年のうち4回が木造、2回が鉄筋コンクリート造です。
センターは、設計条件や要求図書に対して解答が不十分な場合は「重大な不適合」と判断する、と注意を出しています。
図面がきれいでも、条件の読み落としがあると不合格になりやすい試験です。
🎉 合格したら|免許登録の手続き
試験に合格しただけでは、二級建築士にはなれません。
都道府県知事の免許を受けるために、登録の手続きが必要です。
| 確認すること | 内容 |
|---|---|
| 登録の窓口 | 各都道府県の建築士会(指定登録機関) |
| センターへの問い合わせ | センターは登録業務をしていないため、答えられないとされています |
| 一級建築士を目指す場合 | 二級建築士の免許登録が、一級の受験資格の条件になります |
出典:建築技術教育普及センター「二級建築士試験」合格者の方へ。
⚠️ 一級を受ける予定の人へ
「二級に合格しただけ」や「登録の申請中」では、一級建築士試験の受験資格になりません。
免許が出るまで時間がかかることがあるため、センターは早めの免許申請をすすめています。
🔁 不合格だった場合|学科の免除と2027年の日程
製図に落ちても、学科からやり直しになるとは限りません。
令和2年以降の学科に合格した人は、続く4回の試験のうち2回、学科が免除されます。
学科に合格した年の製図を欠席した場合は、3回まで免除されます。
| 令和8年に学科に受かった人 | 免除の考え方 |
|---|---|
| 令和8年の製図を受けて不合格 | 令和9〜12年のうち2回、学科が免除される |
| 令和8年の製図を欠席 | 令和9〜12年のうち3回、学科が免除される |
出典:建築技術教育普及センター「試験について(時間割等)」の免除の説明をもとに作成。免除は本人の申請が必要です。
免除の回数は、製図を受けた回数で数えます。
欠席は受験回数に含まれません。
2027年(令和9年)の日程の目安
令和9年の試験日程は、2026年10月6日時点でまだ公表されていません。
令和8年は、申込が4月上旬、学科が7月上旬、製図が9月中旬でした。
同じ流れなら、令和9年も春に申込、夏に学科、秋に製図という順番になります。
公表され次第、この記事で日付を追記します。
📆 今からの準備
- 12月3日の発表で合否を確認する
- 不合格なら、学科免除が使えるかマイページの情報で確認する
- 翌年の課題は6月下旬ごろに公表されるため、それまでに製図の基本(作図スピード・プランの組み方)を固める
- 4月上旬の申込を忘れない
📚 製図の対策に通信講座を使うという選択
製図は、自分の図面を第三者に見てもらわないと、条件の読み落としや減点に気づきにくい試験です。
仕事をしながら通学が難しい人は、図面の添削がある通信講座も選択肢になります。
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講座を選ぶときは、添削の回数、課題が公表されたあとの対応、受講期間を比べましょう。
住宅の設計に関わる人は、インテリアコーディネーター試験2026の日程と合格発表もあわせて確認できます。
建設会社や工務店で現場を担当している人は、施工管理技士も目指せます。1級建築施工管理技士の過去問と第二次検定の日程で、公式の問題と合格率をまとめています。
👥 合格者はどんな人?|平均27歳・4割が女性
センターは、合格者の属性も公表しています。
令和7年の製図の合格者4,645人の内訳は、次のとおりです。
| 項目 | 令和7年 製図の合格者 |
|---|---|
| 平均年齢 | 27.2歳(24歳以下が57.1%) |
| 男女 | 男性57.3%・女性42.7% |
| 職域で多い順 | 住宅メーカー・工務店・大工32.3%、学生21.1%、建設業19.7% |
| 受験資格 | 学歴のみ85.4%・実務のみ13.1% |
出典:建築技術教育普及センター「試験結果」試験合格者の主な属性。
合格者の4割以上が女性で、30代以上も約27%います。
学生のうちに合格する人も多いですが、働きながら受ける人も少なくありません。
❓ よくある質問
二級建築士の合格発表2026はいつですか?
設計製図の試験の合格者発表は、12月3日(木)の予定です。
学科の合格者発表は8月24日(月)でした。
合格発表はどこで見ますか?
受験者専用のマイページで合否を確認します。
通知書は郵送されません。
令和8年の学科の合格率は?
実受験者16,082人、合格者6,829人で、合格率は42.5%でした。
製図の合格率はどれくらいですか?
過去5年は46.4〜52.5%です。
令和7年は46.4%でした。
製図に落ちたら、また学科から受けますか?
令和2年以降の学科に合格した人は、続く4回のうち2回(合格年の製図を欠席した場合は3回)学科が免除されます。
免除には本人の申請が必要です。
合格したら、すぐ二級建築士を名乗れますか?
名乗れません。
都道府県の建築士会で免許登録の手続きをして、免許を受ける必要があります。
まとめ
✅ この記事のまとめ
- 令和8年の製図の合格発表は12月3日(木)予定。マイページで確認し、郵送はない
- 令和8年の学科は受験16,082人・合格6,829人・合格率42.5%
- 過去5年の総合の合格率は21.8〜25.0%、製図は46.4〜52.5%
- 合格後は都道府県の建築士会で免許登録が必要
- 学科合格者は、製図に落ちても続く4回のうち2回は学科が免除される
- 令和9年の日程は未公表。例年は4月申込・7月学科・9月製図
出典:公益財団法人建築技術教育普及センター「二級建築士試験」「令和8年 二級建築士試験・木造建築士試験 日程等」「試験について(時間割等)」「設計製図の課題」「試験結果」、TAC「令和8年 二級建築士 学科試験 合格発表後コメント」。2026年10月6日確認。


