当サイトにはプロモーションが含まれています。

助産師になるには?助産師国家試験2027(第110回)の日程・合格率・合格基準と働く場所【厚労省発表】

助産師国家試験の合格率(第105回〜第109回):第109回は全体99.7%、新卒者99.8% 資格で転職
理学療法士の年収が気になる人

助産師になるには、どうすればいいんだろう。

看護師の資格も必要なのかな。

サイト運営者

助産師の免許の取り方は、法律で決まっています。

この記事では、法律と厚生労働省の発表だけを使って整理します。

🎯 この記事の結論

助産師になるには、助産師国家試験と看護師国家試験の両方に合格する必要があります。

法律で、助産師は女性に限られています。

第110回助産師国家試験は2027年2月11日(木)、出願は2026年11月6日〜27日です。

第109回(2026年)の合格率は99.7%で、毎回9割台後半です。

働いている助産師は38,721人で、約6割が病院に勤めています。

📋 この記事でわかること

  • 助産師とは(法律での決まり)
  • 助産師になるまでの道
  • 第110回助産師国家試験の日程・試験科目
  • 合格率と合格基準の推移
  • 助産師の人数・働く場所・年収の目安

📘 助産師とは|法律での決まり

📖 保健師助産師看護師法 第3条(要約)

助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産、または妊婦・じょく婦(出産後の女性)・新生児の保健指導を行うことを仕事とする女子をいう。

出典:保健師助産師看護師法(e-Gov法令検索)

法律で「女子」と定められているため、男性は助産師になれません。

助産師は、分娩の介助だけでなく、妊娠中から出産後までの母子の健康を支える専門職です。

🚶 助産師になるには|看護師と助産師の両方の国家試験が必要

助産師の免許は、助産師国家試験と看護師国家試験の両方に合格した人に与えられます(保健師助産師看護師法 第7条)。

看護師国家試験に合格しないと、助産師国家試験に合格しても助産師にはなれません。

ルート 内容
看護系大学(助産師課程あり) 4年間で看護師と助産師の両方の受験資格を得る。助産師課程は選抜制の大学もある
看護師の養成校を卒業したあと 助産師養成所や大学の専攻科・別科などで1年以上学ぶ
大学院 助産師の課程がある大学院で学ぶ

第110回助産師国家試験の受験資格は、指定された学校で1年以上助産に関する学科を修めた人や、助産師養成所を卒業した人などです。

2027年3月12日までに修業・卒業する見込みの人も受験できます。

出典:厚生労働省「助産師国家試験の施行」

📅 第110回助産師国家試験の日程

項目 内容
試験日 2027年(令和9年)2月11日(木)
試験地 北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県
出願の受付 2026年11月6日(金)〜11月27日(金)
受験手数料 5,400円(収入印紙を受験願書に貼る)
受験票の発送 2027年1月中旬の予定
合格発表 2027年3月24日(水)14時

出典:厚生労働省「助産師国家試験の施行」(令和8年8月3日公示)

試験科目
基礎助産学
助産診断・技術学
地域母子保健
助産管理

出典:厚生労働省「助産師国家試験の施行」

看護師・保健師国家試験とのスケジュール比較(2027年)

試験 試験日 出願 合格発表
助産師(第110回) 2月11日(木) 2026年11月6日〜27日 3月24日(水)14時
保健師(第113回) 2月12日(金) 2026年11月6日〜27日 3月24日(水)14時
看護師(第116回) 2月14日(日) 2026年11月6日〜27日 3月24日(水)14時

出典:厚生労働省 各国家試験の施行(令和8年8月3日公示)

助産師国家試験は、3つの試験のうち最初に行われます。

看護師国家試験はその3日後なので、両方を受ける人は続けて対策する必要があります。

看護師国家試験については看護師国家試験2027(第116回)、保健師は保健師になるにはの記事で解説しています。

📊 合格率の推移|毎回9割台後半

助産師国家試験の合格率(第105回〜第109回):第109回は全体99.7%、新卒者99.8%
回(実施年) 受験者数 合格者数 合格率 新卒者の合格率
第105回(2022年) 2,089人 2,077人 99.4% 99.7%
第106回(2023年) 2,067人 1,977人 95.6% 95.9%
第107回(2024年) 2,151人 2,125人 98.8% 99.3%
第108回(2025年) 2,050人 2,027人 98.9% 99.3%
第109回(2026年) 2,046人 2,040人 99.7% 99.8%

出典:厚生労働省「第109回助産師国家試験…の合格発表」ほか各回の合格発表

助産師国家試験の合格率は、5回のうち4回が98%以上です。

第106回(2023年)だけは95.6%で、約90人が不合格でした。

受験者は毎年約2,000人と少なく、助産師課程で学んだ人が受ける試験です。

📏 合格基準の推移|総得点の約6割

助産師国家試験は、一般問題が1問1点、状況設定問題が1問2点で、総得点で合否が決まります。

回 一般問題 状況設定問題 合格基準 得点率
第105回(2022年) 75点満点 70点満点 87点以上/145点 60.0%
第106回(2023年) 75点満点 68点満点 86点以上/143点 60.1%
第107回(2024年) 75点満点 70点満点 87点以上/145点 60.0%
第108回(2025年) 75点満点 70点満点 87点以上/145点 60.0%
第109回(2026年) 74点満点 70点満点 87点以上/144点 60.4%

出典:厚生労働省 各回の合格発表。得点率は当サイト計算。満点が回によって違うのは、採点から除外された問題があるため

合格基準は、毎回ほぼ総得点の6割で安定しています。

状況設定問題は1問2点なので、得点源にできるかどうかが大切です。

🏥 助産師の人数と働く場所

2024年末に働いている助産師は38,721人で、2022年から658人(1.7%)増えました。

助産師が働いている場所(2024年末):病院59.5%、診療所22.4%、助産所7.5%
働く場所 人数 割合
病院 23,054人 59.5%
診療所 8,672人 22.4%
助産所 2,905人 7.5%
市区町村 1,689人 4.4%
学校養成所・研究機関 1,534人 4.0%
その他 867人 2.2%

出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)」表1・表2。その他は保健所・訪問看護ステーション・事業所などの合計

病院と診療所で8割以上を占めます。

助産所は、助産師が開業して分娩の介助や保健指導を行う施設で、2,905人が働いています。

市区町村では、妊産婦や新生児の訪問指導などを担います。

💰 助産師の年収の目安|約567万円

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査では、助産師の平均年齢は41.2歳です。

月のきまって支給する現金給与額は38万9,900円、年間賞与は98万8,200円です。

これをもとに計算した年収の目安は約567万円です(当サイト計算)。

男女別・職場の規模別の年収は、助産師・保健師の年収の記事で解説しています。

出典:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」(企業規模10人以上)。年収の目安は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与」で当サイトが計算

❓ 助産師についてよくある質問

Q. 助産師になるには看護師の資格も必要ですか?

必要です。

助産師の免許は、助産師国家試験と看護師国家試験の両方に合格した人に与えられます。

Q. 男性は助産師になれますか?

なれません。

保健師助産師看護師法で、助産師は女子と定められています。

Q. 2027年の助産師国家試験はいつですか?

第110回助産師国家試験は、2027年2月11日(木)に行われます。

出願は2026年11月6日から27日までです。

Q. 助産師国家試験の合格率は?

第109回(2026年)は99.7%、新卒者は99.8%でした。

Q. 助産師国家試験の合格基準は?

第109回は、総得点144点のうち87点以上でした。

直近5回はいずれも約6割です。

📝 まとめ

この記事のまとめ

  • 助産師になるには、助産師と看護師の両方の国家試験に合格する
  • 助産師は法律で女子に限られている
  • 第110回は2027年2月11日(木)、出願は2026年11月6日〜27日
  • 第109回の合格率は99.7%、合格基準は総得点の約6割
  • 助産師38,721人の59.5%が病院で働いている

助産師国家試験は合格率が高い一方、看護師国家試験にも合格しなければ免許を得られません。

まずは両方の出願期間と試験日を確認し、続けて受ける前提で準備を進めましょう。

参考:保健師助産師看護師法/厚生労働省「助産師国家試験の施行」/合格発表/令和6年衛生行政報告例

タイトルとURLをコピーしました